クラウンドプリンスの産駒成績

クラウンドプリンス(牡)

生年 1969年


年度別実績一覧
年度 順位 出走回数 1着 2着 3着 着外 勝率 連対率 複勝率 総賞金 出走頭数 EI
1993 582 2 0 0 0 2 0.0% 0.0% 0.0% 350万 1 0.40
1992 144 14 2 4 0 8 14.3% 42.9% 42.9% 9310万 2 5.20
1991 145 37 3 8 2 24 8.1% 29.7% 35.1% 1億92万 7 1.66
1990 162 60 2 6 7 45 3.3% 13.3% 25.0% 7230万 14 0.63
1989 73 155 17 11 8 119 11.0% 18.1% 23.2% 2億682万 30 0.87
1988 52 198 24 14 18 142 12.1% 19.2% 28.3% 2億7086万 32 1.10
1987 73 211 18 17 11 165 8.5% 16.6% 21.8% 1億9394万 44 0.59
1986 59 262 22 22 15 203 8.4% 16.8% 22.5% 2億773万 50 0.60


EI:アーニングインデックス(Average Earning Index)とは、競馬においては、種牡馬の成績を表す1つの指標で、種牡馬別の産駒収得賞金に関する指標で 全競走における競走馬1頭あたりの収得賞金に対する、ある種牡馬の産駒1頭あたりの収得賞金の比率をあらわしたものです。
計算式は (産駒の総収得賞金÷産駒の出走頭数)÷(全出走馬収得賞金÷総出走頭数) です。

https://ja.wikipedia.org/wiki/アーニングインデックス
  当サイトではJRA(日本中央競馬)のみを対象として算出しています。




クラウンドプリンスは1969に生まれたRaise a Native産駒の種牡馬。
リーディングサイアーの最高は1988年度の第52位となっている。
リーディングサイアー(Leading Sire)とは、産駒の獲得賞金の合計額による種牡馬の順位のこと。年度別実績一覧では「順位」として表記しています。
系統はレイズアネイティヴで「発展性を欠いていた歴史的名馬ネイティヴダンサーの血を、みごとに甦らせて今日の発展へと導いた父系である。その中興の祖となったレイズアネイティヴは、アメリカで2歳時4戦4勝したのみ。資質の高さを見せながら、骨折によって早くに競走生命を絶たれ、勲章を手にすることなく引退した無名の種牡馬だった。だが、4戦で見せたスピード、ダッシュ力、瞬発力には非凡なものがあった。結果論ではあるが、ネイティヴダンサーらしさを最も忠実に受け継いだ馬だったといえる。レイズアネイティヴはその資質を余すところなく伝え、イクスクルーシヴネイティヴ、マジェスティックプリンス、ミスタープロスペクター、アリダーといった優秀な後継種牡馬を次々と送り出していった。イクスクルーシヴネイティヴとマジェスティックプリンスは初期の傑作で、前者は米リーディングサイヤー2回、後者は米国二冠馬で種牡馬としても成功。2頭がそろって父の名を高めた。レイズアネイティヴ系に優れた遺伝力が宿っていることを、この2頭が早くに示した意義は大きかった。これにより、レイズアネイティヴ産駒は競走成績が中下級でも、可能性を求めて種牡馬入りすることが多くなったのである。ミスタープロスペクターはそのチャンスを得て、偉大な名種牡馬にのぼりつめたのだった。イクスクルーシヴネイティヴは1978年の米国三冠馬アファームドを出したが、この馬にすべて2着の屈辱を味わったのがアリダーだった。両馬とも父はレイズアネイティヴ系。当時、この父系がいかに繁栄していたかを物語っているが、種牡馬となるや2頭の立場が大逆転したことも、この時代のレイズアネイティヴ系がいかに可能性と意外性を秘めていたかを物語っている。アリダーはアリシーバ(ケンタッキーダービー)、イージーゴーア(ベルモントS)ら大物を次々と出し、さらには米リーディングサイヤーに輝いて三冠すべて2着の汚名を晴らし、レイズアネイティヴの4大後継種牡馬にまで出世した。だが、レイズアネイティヴの後継種牡馬のなかで、最も成功したのはミスタープロスペクターだった。先の3頭はアメリカに限定された繁栄だったが、ミスタープロスペクターは欧州にも勢力を拡大し、レイズアネイティヴ系を世界の主流血脈へと導いていった。」が特徴とされている。