ドンの産駒成績

ドン(牡)

生年 1966年


年度別実績一覧
年度 順位 出走回数 1着 2着 3着 着外 勝率 連対率 複勝率 総賞金 出走頭数 EI
1991 638 10 0 0 0 10 0.0% 0.0% 0.0% 0 1 0.00
1990 179 38 0 3 4 31 0.0% 7.9% 18.4% 6245万 5 1.52
1989 63 79 9 11 9 50 11.4% 25.3% 36.7% 2億3164万 12 2.44
1988 68 151 12 14 8 117 7.9% 17.2% 22.5% 2億1050万 18 1.52
1987 31 352 23 31 28 270 6.5% 15.3% 23.3% 3億6960万 47 1.06
1986 29 325 20 35 36 234 6.2% 16.9% 28.0% 3億5439万 54 0.95


EI:アーニングインデックス(Average Earning Index)とは、競馬においては、種牡馬の成績を表す1つの指標で、種牡馬別の産駒収得賞金に関する指標で 全競走における競走馬1頭あたりの収得賞金に対する、ある種牡馬の産駒1頭あたりの収得賞金の比率をあらわしたものです。
計算式は (産駒の総収得賞金÷産駒の出走頭数)÷(全出走馬収得賞金÷総出走頭数) です。

https://ja.wikipedia.org/wiki/アーニングインデックス
  当サイトではJRA(日本中央競馬)のみを対象として算出しています。




ドンは1966に生まれたGrey Sovereign産駒の種牡馬。
リーディングサイアーの最高は1986年度の第29位となっている。
リーディングサイアー(Leading Sire)とは、産駒の獲得賞金の合計額による種牡馬の順位のこと。年度別実績一覧では「順位」として表記しています。
系統はグレイソヴリンで「欧州におけるナスルーラ系をいち早く確立した支流父系で、その祖となったグレイソヴリンは、1950年代前半のイギリスで活躍したスプリンターだった。クラシックの実績はないが、毛色は違っても体型や頭の形はナスルーラによく似ていた。気性が激しく、調教やスタートで手こずった点でも共通していたが、それが純然たるスプリンターに押しとどめることになった。しかし種牡馬としては、半兄の英ダービー馬ニンバスをはるかにしのぐ大成功を収め、同じ芦毛に出た後継種牡馬のソヴリンパス、フォルティノ、ゼダーンらを通して世界的に繁栄していった。戦後、欧州で活躍した芦毛馬は、このグレイソヴリンから受け継いでいたものが多い。ただ初期におけるグレイソヴリン系は、スピードに優れていてもスタミナに乏しく、単なる芦毛の快速血統でしかなかった。このため欧州のクラシックや、伝統の長距離大レースは用なしで、それがグレイソヴリン系の限界といわれたこともあった。だが、世代を重ねてゼダーン系、フォルティノ系のようなスタミナと持久力を備えた分流が誕生。今日のグレイソヴリン系は2400mどころか、3000m級の大レースにも通用する万能父系に変身した血脈もある。日本においてもグレイソヴリン系は、初期はアローエクスプレスを中心にスピード血統として栄えたが、近年はフォルティノ産駒のシービークロスが、タマモクロス(天皇賞・春)を出す変身ぶりを見せた。またゼダーンの系統から出た凱旋門賞馬のトニービンも、マイラーからステイヤーまで幅広く活躍馬を出して成功し、日本にグレイソヴリン系を復活させた。その後継種牡馬のジャングルポケット(日本ダービー、ジャパンC)も成功し、長距離に強いトニービン系をつくり上げている。」が特徴とされている。