ワツスルタツチの産駒成績

ワツスルタツチ(牡)

生年 1983年


年度別実績一覧
年度 順位 出走回数 1着 2着 3着 着外 勝率 連対率 複勝率 総賞金 出走頭数 EI
2005 558 4 0 0 0 4 0.0% 0.0% 0.0% 0 1 0.00
2004 371 10 0 0 1 9 0.0% 0.0% 10.0% 788.9万 1 1.16
2003 372 6 0 0 1 5 0.0% 0.0% 16.7% 965万 2 0.69
2002 186 21 3 3 1 14 14.3% 28.6% 33.3% 6248万 7 1.23
2001 217 51 3 3 1 44 5.9% 11.8% 13.7% 4606.6万 8 0.75
2000 155 61 3 2 1 55 4.9% 8.2% 9.8% 8582.8万 19 0.56
1999 98 137 7 7 13 110 5.1% 10.2% 19.7% 1億5681.8万 25 0.75
1998 104 204 10 9 21 164 4.9% 9.3% 19.6% 1億6885.8万 33 0.59
1997 82 268 12 18 21 217 4.5% 11.2% 19.0% 2億2280.2万 36 0.71
1996 70 237 10 21 12 194 4.2% 13.1% 18.1% 2億5245万 32 0.89
1995 34 215 18 19 14 164 8.4% 17.2% 23.7% 4億5269.8万 38 1.37
1994 20 287 26 30 29 202 9.1% 19.5% 29.6% 5億9773.2万 44 1.57
1993 25 300 30 31 37 202 10.0% 20.3% 32.7% 5億3421万 47 1.29
1992 35 208 30 22 14 142 14.4% 25.0% 31.7% 4億6533万 37 1.41
1991 103 137 14 13 9 101 10.2% 19.7% 26.3% 1億4356万 24 0.69
1990 282 12 3 2 0 7 25.0% 41.7% 41.7% 2313万 6 0.47
年度 順位 出走回数 1着 2着 3着 着外 勝率 連対率 複勝率 総賞金 出走頭数 EI


EI:アーニングインデックス(Average Earning Index)とは、競馬においては、種牡馬の成績を表す1つの指標で、種牡馬別の産駒収得賞金に関する指標で 全競走における競走馬1頭あたりの収得賞金に対する、ある種牡馬の産駒1頭あたりの収得賞金の比率をあらわしたものです。
計算式は (産駒の総収得賞金÷産駒の出走頭数)÷(全出走馬収得賞金÷総出走頭数) です。

https://ja.wikipedia.org/wiki/アーニングインデックス
  当サイトではJRA(日本中央競馬)のみを対象として算出しています。




ワツスルタツチは1983に生まれたNorthern Dancer産駒の種牡馬。
リーディングサイアーの最高は1994年度の第20位となっている。
リーディングサイアー(Leading Sire)とは、産駒の獲得賞金の合計額による種牡馬の順位のこと。年度別実績一覧では「順位」として表記しています。
系統はノーザンダンサーで「第2次世界大戦後、急速に勢力を拡大したナスルーラ系は、1960年代になると全盛期を迎え、世界のサラブレッドの血統を支配するまでになった。しかし1970年代に入ると、同じネアルコ系でも傍流のニアークティックから出たノーザンダンサーに主流の座を奪い取られていく。ノーザンダンサーの2年目の産駒で、カナダ産のニジンスキーが英三冠馬に輝いたのは1970年のこと。伝統の名門血統を擁するイギリスにとっては衝撃的な出来事であったが、それはサラブレッド史上最大規模の血統革命のはじまりでもあった。ノーザンダンサー産駒は伝統の大レースが多い2400mでことのほか強かった。1970年代のなかばには早くも「世界最高クラスの種牡馬」との評価を得て、ニジンスキー以後もザミンストレル、セクレト、エルグランセニョール、サドラーズウェルズなど一流馬を数限りなく送り出していった。後継種牡馬の遺伝力がこれまた素晴らしく、ニジンスキー、リファール、ヌレイエフ、ダンジグ、サドラーズウェルズらが次々と大成功を収め、猛スピードで世界のサラブレッドの血統を塗り替えていった。ノーザンダンサーの何がこれほどまで世界侵略を可能にしたのか。その最大の秘密は、遺伝力もさることながら、優れた順応性、忍耐強さにあったといえるだろう。生まれ育ったカナダの牧場は、冬は氷点下30度前後まで冷え込み、夏は高温多湿で蒸し暑く、神経をいらつかせるハエやアブに悩まされた。その解決策として夜間放牧されていたが、日中はせまい馬房のなかに閉じ込められっぱなしだった。忍耐強さ、頑健さ、優れた順応性がなければ、とても生き残れない環境だったのである。芝、ダート、重を問わず、どんな馬場にも適応力があった。これもまた劣悪な環境下で培われたものだろう。仕上がりの早さ、成長力、スピード、瞬発力、スタミナ、無類の闘争心、精神的な強さ、忍耐力、そして順応性。ノーザンダンサーはすべてに優れた資質を持っていた。それを子孫がさまざまなかたちで受け継ぎ、万能血脈、スピード血脈、ステイヤー血脈など多種多様な独自の支流父系を、世界中に築き上げていったのである。」が特徴とされている。